サンクス買取ページ リデザイン仕様書 v3

作成日: 2026-03-29 / 対象: /sell/offer-thx-registration / SP優先 / クリエイティブ・ディレクター向け

1. このページの役割

会員登録が完了した直後に表示されるページです。

ユーザーが「次にやりたかったこと」へ最短で進めるように案内するのがこのページの役目です。

現状の最大の問題: 月に約8,450人が登録完了するのに、買取申込まで進むのは1,400人程度(フォーム送信率15.4%)。残り84.6%が何もせず離脱しています。

2. ユーザーは6種類いる(参考データ・実装はしない)

登録完了者が過去20日間に何を見ていたかで分類した結果です(ユーザー単位で集約し、認証メール経由の再セッション問題に対応済み)。

セグメント 人数 割合 このユーザーが「次にやりたいこと」
A買取LP閲覧 3,327 52.0% 買取の申込フォームに進みたい
Bカート利用 1,888 29.5% カートに戻って購入を続けたい
D買取TOPのみ 383 6.0% 買取に興味あり、詳細確認後に申込
C不明・直接登録 395 6.2% 不明(過去20日間の行動履歴なし)
E商品ページ閲覧 324 5.1% 本を探したい / 気になる本を保存したい
Fライブラリ閲覧 80 1.3% 本棚機能を使いたい(極少数)
⚠️ 前回データからの大きな修正(認証メール問題への対応):
方針の決定: セグメントごとの動的出し分けは技術的に難しいため、1パターンに統合した設計にします。最大セグメントの「買取意図ユーザー(A+D=58.0%)」を主役にしつつ、購入意図ユーザー(B+E=34.6%)が確実に次へ進めるサブ導線を用意します。購入意図ユーザーの割合が当初想定より高いことが判明したため、カート/本を探すへのサブ導線の重要度は上がっています

2.5. 買取意図ユーザーの流入経路(買取に焦点)

登録完了者のうち「買取LPまたは買取TOPを見た買取意図ユーザー」(4,158人 / 12日間)が、どこから来ているかの内訳です。クーポンコードのプレフィックスをユーザー単位で集約して判定しました。

対象ユーザーの定義:

🎯 買取意図ユーザー × 流入経路(本体表)

流入経路 カテゴリ ユーザー数 割合 月間予測
楽天(チラシ・メルマガ) チラシ系 1,249 30.0% 約3,125人/月
クーポン履歴なし(自然流入等) 自然流入 827 19.9% 約2,070人/月
自社チラシ チラシ系 488 11.7% 約1,220人/月
ZOZO(チラシ) チラシ系 417 10.0% 約1,040人/月
オイシックス カタログ同梱 246 5.9% 約615人/月
Google広告 WEB広告 234 5.6% 約585人/月
ベルメゾン カタログ同梱 222 5.3% 約555人/月
Meta広告 WEB広告 140 3.4% 約350人/月
フェリシモ カタログ同梱 85 2.0% 約215人/月
Yahoo広告 WEB広告 71 1.7% 約180人/月
Criteo広告 WEB広告 43 1.0% 約110人/月
Microsoft広告 WEB広告 21 0.5% 約55人/月
その他クーポン その他 115 2.8% 約290人/月
合計 4,158 100% 約10,395人/月

カテゴリ別サマリ

カテゴリ ユーザー数 割合 月間予測 特徴
🏷 チラシ・カタログ系 2,822 67.9% 約7,055人/月 QRコード経由=能動的行動。意図が強い
🔍 自然流入・不明 827 19.9% 約2,070人/月 オーガニック検索・ブックマーク・内部リンク経由等。買取TOP直接訪問が中心
💻 WEB広告 509 12.2% 約1,275人/月 Google・Metaが中心。広告経由でCVR低め
💡 重要な示唆:

自然流入・不明グループ(19.9%)の考察

買取TOPを含めたことで新たに見えた20%のグループは、クーポンコードを持たずに買取ページに到達しています。考えられる経路:

想定経路特徴
オーガニック検索「バリューブックス 買取」「本 宅配買取」等の検索
サイト内部リンク購入ページのヘッダー「買取はこちら」ボタン経由
ブックマーク・直接URL過去利用者の再訪(新規客に分類されている点は要検証)
SNS・口コミUTMなしのTwitter/Instagram/ブログ記事経由

このグループは特典クーポンを持っていないため、サンクスページでクーポン訴求をすると「自分には適用されない」と違和感を覚える可能性があります。クーポン有無で表示を出し分ける配慮が必要です。

⚠️ サンクスページ設計への核心的な示唆:

補足: 認証メール経由の再セッション

ユーザーからの指摘で「認証メール経由で新セッションが始まり、流入経路が途切れる可能性」を検証しました。

検証項目人数
登録完了ユーザー総数(12日間)6,397
登録セッションで買取LP訪問3,156 (49.3%)
└ うち現セッションでクーポン情報あり3,046 (96.5%)
└ うち現セッションでクーポン情報なし110 (3.5%)
過去セッションでのみ買取LP訪問173 (2.7%)

認証メール経由で流入経路が失われていると考えられるユーザーは173人(登録者全体の2.7%)。ユーザー単位でクーポン履歴を集約することで、この問題はほぼ解消されています。

2.6. 買取意図ユーザーが知りたい情報(Clarity実データ)

買取LP(/sell/offer-with-registration)と買取TOP(/sell)でユーザーが実際にクリックしている要素を分析しました。

⚠️ クリックデータの正しい解釈
クリックは「その場に見える情報だけでは解決しなかった → もっと詳しく知りたい」という意思表示です。「既に理解している」ことを示すものではありません。

例: 「買取商品について」8,788クリック = 「LPに『本・漫画・DVD・ゲーム対象』と書いてあるけど、自分の持っているコレは売れるのか?をもっと詳しく知りたい」というシグナル。

つまりこのデータが示すのは「ユーザーがもっと深い情報を欲している領域」であり、見出しレベルでは不足しているということです。
💡 もう一つ重要な視点
クリックは「その要素まで到達した人」のみ発生します。買取LPでは50%以上がファーストビューで離脱しているため、クリック数 = 全ユーザーの関心ではなく、興味を持って読み進めた人たちの関心です。

つまりサンクスページ設計では:

🥇 Tier 1: 最重要(サンクスページで必ず見せるべき情報)

関心トピック Clarityクリック数(30日) サンクスページでの対応
何が売れるか(買取商品) 8,788 主役カードに「本・漫画・DVD・ゲーム対象」を明記 ✅
送料(無料かどうか) 3,184 + 2,449(LP内バナー) クーポンバッジで「送料無料」を視覚化 ✅
ソクフリの意味 1,649(LP内説明クリック) フォーム上部に説明を追加 ⚠️ 新規追加
身分証の要件 1,850 + 3,866(アップロードボタン) FAQに追加 + フォーム末尾に移動 ✅

🥈 Tier 2: 重要(FAQ等で対応すべき情報)

関心トピック クリック数 サンクスページでの対応案
梱包・集荷について 4,138 買取の流れ3ステップで対応
査定プロセス 2,044 FAQ or 買取の流れ内で説明
1回に送れる箱数の上限 2,362 ⚠️ フォーム内「箱数」欄に注記追加を推奨
お申込みについて 1,866 買取の流れでカバー
成立金額の受け取り 1,521 FAQ追加候補
申込み後のキャンセル 1,092 ⚠️ 「申込後もキャンセル可能」の安心材料を追加推奨
クーポンコードの使い方 1,085 フォーム内クーポン欄の注記で対応
箱数の変更方法 1,015 フォーム内注記で対応

🥉 Tier 3: 補足(余力があれば)

関心トピック クリック数 対応
おためし査定 1,612 + 1,037 現在LP上で非表示対応済み
返送について 599 ソクフリ説明内でカバー
下取りコード 808 フォーム内項目として維持(知名度低く、削除候補)

🎯 具体的な FAQ 3問の選定(実データに基づく・深い答え付き)

サンクスページにアコーディオンで埋め込むFAQ 3問を、Clarityデータから厳選しました。見出しクリック→新しいページや浅い回答では不十分。アコーディオンを開いた時点でユーザーの疑問を全て解決する深さが必要です。

Q1. どんなものが売れますか?

Clarity: 買取商品について 8,788クリック(圧倒的1位) / CD・DVD・未開封商品への個別クリックも多数

✅ 売れるもの

  • 本(単行本・文庫・新書・専門書)
  • 漫画・コミック
  • DVD・Blu-ray(セル版のみ、レンタルアップは不可)
  • 音楽CD・オーディオブック
  • ゲームソフト(PS/Switch/Xbox等)

❌ 売れないもの

  • 雑誌、週刊誌、百科事典
  • 取扱説明書、ノート、書き込みの多い本
  • ISBNバーコードのない自費出版本
  • カビ・水濡れ・破損のひどい商品

Q2. 送料はかかりますか?ダンボールの箱は?

Clarity: 配送・返品について 3,184クリック + 送料バナー 2,449クリック + 「ダンボールの重さ・サイズ制限」111クリック

💰 送料について

  • 通常: 1箱あたり500円(査定額から差し引き)
  • 今回のクーポンコード適用で 送料無料(0円)
  • 査定額から差し引かれることもありません

📦 ダンボールについて

  • 自宅にあるどんなダンボールでもOK(通販の空き箱など)
  • サイズ・重さの上限: 3辺合計160cm以内 / 30kg以内
  • 1回のお申込みで最大10箱まで送れます

Q3. 身分証は何が使えますか?引っ越し中で住所が違う場合は?

Clarity: 本人確認 1,850クリック + 住所不一致Q 42クリック + 身分証アップロードボタン 3,866クリック

📄 使える身分証

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(表面のみ、通知カードは不可)
  • パスポート
  • 在留カード / 特別永住者証明書
  • 健康保険証(顔写真不要)

🏠 住所について

  • 原則、集荷先住所と身分証の住所が一致している必要があります
  • 引っ越し直後で住所変更前の場合: 新住所の公共料金領収書等の補助書類で対応可能
  • アップロードは集荷申込み後、写真を撮って送るだけでOK
なぜ深さが必要か:
例えばQ1で「本・漫画・DVD・ゲーム対象」とだけ書くと、ユーザーは「じゃあ付録のDVD付き雑誌は?参考書は?洋書は?」と疑問が連鎖します。Clarityのクリックデータ通り、これがまさに「もっと詳しく知りたい」という行動になります。

サンクスページではアコーディオンを開いた瞬間に売れる例と売れない例の両方を提示することで、クリック連鎖を防ぎます。

💡 新しく判明した追加改修案

# 追加改修 根拠
N1 フォーム「箱数」欄に上限・変更可能の注記追加 「1回に送れる箱数」2,362クリック + 「箱数変更」1,015クリック = 合計3,377の関心
N2 「申込み後もキャンセル可能」の安心材料をCTAまたはFAQ付近に追加 「申込後のキャンセル」1,092クリック。ソクフリは不可だが通常申込みは可能な点を明示
N3 ソクフリの意味をコンテンツ内で説明(既存のB2案と同じ) LP内のソクフリ説明クリック1,649は既に既存案で対応
N4 下取りコード欄は削除検討 クリック数808と低く、認知されていない可能性。ソクフリ・本人確認優先
⚠️ 示唆: 買取意図ユーザーは「何が売れるか / 送料 / ソクフリ / 身分証」の4点に強い関心を持っています。また「箱数上限」「キャンセル可能性」への関心も高く、これらはフォーム内の注記で解消できるため、リデザイン時に追加することを推奨します。

3. 設計の3原則

原則1: 買取を主役にする(58%が買取意図)

このページの正式名称が「サンクス買取ページ」であり、登録完了者の半分以上が買取意図のユーザーです。買取申込みカードを画面の主役にします。

原則2: 購入ユーザーへのカート/購入導線を確実に確保する(35%)

カート利用者(29.5%)と商品閲覧者(5.1%)合計で34.6%。彼らにとってこのページは「買い物の途中」です。「カートに戻る」「本を探す」のサブ導線を、押し付けがましくないが確実に視認できる位置に置きます。

カート利用者は、現状ヘッダー右上の小さなカートアイコンしか頼りがありません。サンクスページ内に明示的な「カートに戻る」リンクが必要です。

原則3: ライブラリは最小化または削除

ライブラリ閲覧後の登録は1.3%(月80人)と極めて少数。バリューブックス内でライブラリ機能の有効活用方法も確立されていない現状を踏まえ、このページではライブラリへの誘導は行わないか、フッターリンク程度に留めることを推奨します。

4. ページ構成(1パターン統合版)

セクション内容
登録完了メッセージ「会員登録が完了しました!」コンパクトに(1〜2行)
買取主役カード(メインCTA)「読み終えた本、売りませんか?」+ 緑大ボタン「買取申込みへ進む」+ クーポン適用中バッジ
サブ導線(横並び2つ)「🛒 カートに戻る」「🔍 本を探す」を小さめのカードで横並び
買取の流れ(3ステップ)ダンボールに入れる → Web集荷申込 → 査定→振込
よくある質問(3問)アコーディオン: 売れるもの / 送料 / 身分証
買取申込フォーム現状フォーム + プログレスバー、エラー表示、本人確認順序変更などのUX改善

5. 現状との比較

現状のSP版

  • 登録完了メッセージ
  • 「欲しい本、すぐ見つかる」バナー(小・購入導線)
  • 「買取申込みの方は続けてご入力ください」(小さい)
  • いきなりフォーム開始(15項目)
  • 買取の説明・FAQ・流れの説明ゼロ
  • クーポン特典の表示なし

新デザイン

  • 登録完了メッセージ(コンパクト)
  • 買取主役カード(クーポンバッジ付き)
  • カート/本を探す サブ導線(横並び)
  • 買取の流れ(3ステップ図解)
  • FAQ 3問アコーディオン
  • フォーム改善(プログレスバー・エラー表示・順序変更)

6. インパクト試算

改善内容対象月間効果
買取意図ユーザーのフォーム送信率UP(20%→35%)買取意図 約5,160人/月+530件 買取完了
カート利用者を確実にカートへ戻す1,333人/月カート復帰率向上(要計測)
商品閲覧者を「本を探す」へ誘導366人/月離脱抑制

7. 取得できていないデータ(重要メモ)

計測不可・追加実装が必要な項目

計測実装の優先順位:
v3では動的出し分けをしないため、計測実装は「効果検証のため」に必要。リリース後にカードクリック率を測れるよう、最低限「サンクスページのカードクリック計測」だけは先行実装したい。

ワイヤーフレーム — SP版(1パターン統合)

380px幅基準 / 全ユーザー共通レイアウト

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